狙い通りの施策で表示回数が53倍まで増加!Izulがオウンドメディアの立ち上げに成功した理由

Izrl様アイキャッチ画像

「勝ちにいく、転職」を掲げ自身のキャリアに悩む求職者をサポートし、ミドルからハイクラス層まで幅広い転職支援を手掛ける株式会社Izul。2022年8月に転職者向けの情報を発信する「Izulメディア」を立ち上げたところ、検索流入からの求職者問い合わせ数がアップ!ターゲット層からの問い合わせ数も向上し、集客にかかるコストを抑えられるようになりました。オウンドメディアの立ち上げと公式ホームページの改修に成功したIzul様に、ShiroKuのサービスを利用した経緯や良かったこと、リリース後の変化についてインタビューしました。

インタビューした人

齊藤 穂奈美様 

株式会社Izulの転職エージェント。入社後、オウンドメディアの立ち上げメンバーに抜擢。ShiroKuと共にホームページの改修やメディアリリースを担当し、現在はメディアチームのディレクションや記事の企画にも携わる。

伴走型転職エージェントの新しい挑戦!集客の強化を目的にオウンドメディアの立ち上げへ

――Izul様の会社概要について教えてください。

齊藤:株式会社Izulは、求職者と企業をマッチングする人材紹介事業を行っています。転職したい20〜30代の若手ハイクラス層を中心に、丁寧なヒアリングで価値観やありたい姿を導き出し、その人のポテンシャルを最大限に活かせる企業を紹介しています。

複数回にわたって面接対策や職務経歴書の指導などを行い、求職者と伴走しながらサポートしていくのが弊社の最大の強み。求職者一人ひとりと徹底的に向き合う、それがIzulの基本的なスタンスなんです。

――オウンドメディアを作ることになったのは、どのような理由があったのでしょうか?

齊藤:これまで弊社は「知る人ぞ知る転職エージェント」として、ほとんどの求職者を紹介や口コミ経由で集客していました。そんな状況でもありがたいことに転職支援を求める求職者は増え続け、運営体制の見直しやコンサルタントの増員などを並行して行っていたんです。

ほぼ紹介だけでここまで事業を拡大できたのは本当に嬉しいことなのですが、Izulが本来ターゲットにしている若手ハイクラス層を集客しにくいなど、課題を感じることもありました。

さらに多くの求職者にサービスを知ってもらうには、集客を強化してターゲット層へのリーチを拡大する必要があるという話になり、社内で新たにメディアプロジェクトが立ち上がりましたね。

元々利用していた公式ホームページはあったのですが、求職者へのインタビューが数記事掲載されている程度で、更新頻度や情報が少なく、検索による集客は期待できない状況でした。ホームページ改修の必要性については社内で度々議論になっていたので、これを機に全てアップデートすることになりました。

急ピッチで進んだ大幅リニューアル。プロ視点のアドバイスが支えに!

齊藤 穂奈美様  株式会社Izulの転職エージェント

――数多くの会社がある中で、ShiroKuに依頼した理由を教えてください。

齊藤:会社の同僚がShiroKuの創業メンバーと繋がりがあったので、以前から存在は知っていました。ShiroKuさんを選んだ大きな決め手は、マーケティング支援における総合力の高さ。

今回は記事の作成だけでなく、公式ホームページの改修や、WordPressの設計・デザイン、外部の制作会社との折衝、データ分析など、さまざまなタスクを並行して進める必要があります。

リニューアルの初期段階から参画いただければ、ホームページとの連動性が高い集客サイトを作れるのではと思い、サイト設計から運用後のサポートまで依頼することにしました。

――オウンドメディアの立ち上げに関して、不安だったことはありましたか?

齊藤:正直、最初は不安なことだらけでしたね。サイトリニューアルに加え、オウンドメディアの立ち上げも並行で実施しなければいけなく、マルチタスクの状態ですごく不安だったことを覚えています。

ただ、わからないことはすぐにShiroKuの担当者さんが教えてくれたので、次に何をすべきか迷うことは少なかったです。メディアリリースまでの期間は、ShiroKuさんが居てくれて非常に心強かったですね。

チームで一丸となってオウンドメディアの骨組みを作る

齊藤 穂奈美様  株式会社Izulの転職エージェント

――ShiroKuとのオウンドメディア制作は、どのような流れで進めていったのでしょうか?

齊藤:オウンドメディアのリリース日を8月に決め、逆算してスケジュールを立てました。まずはペルソナ設定や価値の洗い出しなどから始めて、メディアの骨格部分を少しずつ煮詰めていきました。

ホームページ改修を担当する制作会社とのスケジュールが非常にタイトだったので、急ピッチでサイト内部の設計やデザインの方向性を決めました。

制作会社との打ち合わせは知らない用語のオンパレードで、「何がわからないのか、わからない」状況でしたが、ShiroKuの担当者さんがスピーディーに相談に乗ってくださり、なんとか形になりました。

――ShiroKuに依頼して一番良かったことはなんですか?

齊藤:サイト内部の詳細設計は専門知識が必要でなかなか理解できなかった部分なので、サポートいただけて非常に助かりました。SEOを考慮したベストな設計を考えてもらい、デザインとのバランスを調整しながら実装しました。

自分の中には「こんなサイトにしたい!」と具体的なビジョンを描いていたのですが、自分だけでは適切にアウトプットすることが難しくて。プロの視点から貴重なアドバイスをいただけたことで、ユーザーファーストで使いやすいサイトに仕上がったと思います。

――オウンドメディアの設計に関して、一番悩んだポイントはどこですか?

齊藤:トップページのデザインにはとても悩みましたね。お気に入りのデザインや演出があったのですが、それを実装するとサイトスピードに悪影響を与えるとのことで、どの要素を取捨選択するか選ぶ必要がありました。

ShiroKuさんに相談したところ、フォントの読み込みや写真サイズの重さを改善すべきとのご指摘があり、変更したところ、サイトスピードもデザイン性も納得のいくものが完成したんです。こちらも具体的なアドバイスがなかったら、何が何だかわからないまま進めるところだったので、本当に感謝しています。

また、サイト全体のデザインもこだわったポイントのひとつです。

ホームページのデザインとの親和性を重視したかったので、アイキャッチ画像の見え方や見出しのデザイン、テキストの表示位置、装飾、色使いに至るまで、一つひとつ議論を重ねて決定しました。

WordPressも使いやすいようにカスタマイズ提案していただき、初心者でも使いこなせる独自仕様となっています。入稿スタッフの評判も上々で、リリース後もスムーズに運用できている点は助かっています!

――オウンドメディアの記事制作は、どのように進めましたか?

齊藤:記事に関しては、検索キーワードの分析から選定、構成作成、執筆まで、一貫体制で制作してくれました。出来上がった記事のクオリティが高く、編集の手間を大幅に削減できているのも助かっています。細かい表現や言い回しなどもすぐに修正・反映してくれるので、初月から毎月安定的に記事を公開する体制を整えられました。

Izulでは情報の質を担保するために、全ての記事を在籍しているコンサルタントで分担して監修しているんです。転職エージェント目線で情報を発信することで、より多くの求職者に満足してもらえるはず。ShiroKuさんの提案で、メディアの信頼性をさらに底上げできているのかなと思っています。

狙い通りの施策でターゲット層からの問い合わせ率が向上!

――オウンドメディアが完成した後の反響はいかがでしたか?

齊藤:オウンドメディアの完成後は、Izulのサイトに訪れるユーザーが目に見えて増えましたね。流入数も毎月右肩上がりで順調に伸びていて、わずか半年でリニューアル前と比べて4倍近くまで増加しています。

Izulのサイトに訪れるユーザー数のグラフ
Izulのサイトに訪れるユーザー数のグラフ

日々のユーザー動向や数値の分析方法についても定期的に教えてもらっているので、ユーザーの流れを可視化しやすくなり、以前よりもロジカルに施策を打ちやすくなりました。転職系のお役立ち記事が起点となり、問い合わせフォームやコンサルタントの自己紹介ページが閲覧される頻度も増えています。

一番嬉しかったのは、ターゲットである若手ハイクラス層の問い合わせが少しずつ増えてきたこと。いかに届いてほしい層に情報を発信するかには頭を悩ませたので、まさに施策がドンピシャでハマった気がして、チームメンバーで歓喜しましたね!

――今回はチームでオウンドメディアを立ち上げましたが、改めて振り返ってみた感想はいかがでしょうか?

齊藤 穂奈美様  株式会社Izulの転職エージェント

齊藤:最初は制作会社とは別にShiroKuさんとのやり取りも発生するため、正直大変かなとも思いました。しかしいざ始まってみると、壁打ちやディスカッションがとてもスムーズで、本当にありがたかったです。

具体的には「このワードプレスの仕様で問題ないか」と相談すると、「このプラグインを入れたほうがいい」など適切なフィードバックをいただけました。毎週のミーティングでは、そこで解決しなかった問題を持ち帰った際はすぐに返答をくださるなど、レスポンスの速さにも助けられました。依頼して本当に良かったと思います!

何も分からなかった状態から始まりましたが、私たちの思いを汲み取ったオウンドメディアができました。現在も隔週でミーティングを実施し、サイト分析を依頼しているほか、コンスタントに記事制作を依頼しています。

オウンドメディアが完成する以前から関わっていただいたことで、メディアの方向性を共有しながらメディアを育てていけています。私たちにとってShiroKuさんは、心強いパートナーですね。

――最後に、今後の御社の展開について教えてください。

齊藤:今後はより集客数を増やすため、メディアのパワーをさらに強化していきたいと思っています。さらに深堀りした転職者向けコンテンツや、経営・業界ノウハウ系のインタビュー記事など、深い知識が必要なオリジナル性の高い記事を増やしていくつもりです。

情報発信の基盤がきちんとできているからこそ、Izul独自のコンテンツも読んでもらいやすくなる。チームメンバーは今ワクワクの真っ最中で、「次はどんな施策でユーザーに喜んでもらおうか」と、以前にも増してコンテンツ制作に熱中しています。今後も良い流れを継続して、さらに集客を強化していきたいですね!

――齊藤さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!